失敗しないカーフィルムの貼り方

事前の準備

 

 

カーフィルムの失敗しない貼り方をするためには、まずは作業に適した場所と、服装、道具を揃えることが大切です。

 

作業に適した場所の条件は、直射日光が当たらず、風の吹かない場所ということで、ガレージがあれば最適でしょう。やむを得ず屋外で作業する場合は、風が吹いていない曇り(太陽の出ていない)日にしましょう。夜間も一見良さそうですが、フィルムに混入したゴミの除去などがしにくいので、やはりできるだけ明るい時間の方がいいと思います。

 

服装にも注意が必要で、静電気が起きにくい服装にしてください。セーターやフリースは簡単に静電気が発生してしまうので特に避けてください。車側の準備としては、ガラスの内側に貼ってあるステッカー類が邪魔になるので、できるだけ剥がしておいてください。特に紙製のステッカーは剥がしたほうが賢明です。もちろんステッカーが貼ってあってもフィルムを貼ることは可能ですが、キレイな仕上がりになることは殆どありません。

 

他にも作業の邪魔になりそうなスピーカーやハイマウントストップランプ等の部品は外してください。ドア内張りまでは、外さなくても標準レベルの作業はできますが、よりキレイな仕上がりを期待するなら外しておくのもいいでしょう。

 

準備する道具としては、スプレーボトル(できるだけ多く水が入るもの)、キッチンペーパー(ティシューペーパーでは不向き)、プラスチックヘラ(中、大)、これはホームセンターにある建築用のヘラでOKです。

 

スキージー(ゴムベラ、フィルム貼り専用などと売っているものが最適)、フィルム施工液(普通の台所用中性洗剤でOK)、カッター(刃が新品ならどんな物でもOK)、アクリル板(フィルムを広げることができる大きさのもの。家のガラスなどでもOK)などです。