失敗しない貼り方
さて、失敗しない貼り方を順を追って説明します。ますフィルムの準備段階ですが、必ず風のない、広い場所で広げてください。これはかなり重要で、ここでフィルムが汚れてしまうと台無しになってしまいます。
次にアクリル板にフィルムを貼り付け、車のガラスを清掃します。ガラスの清掃では繊維が付着するのでタオルは絶対に使用しないようにしてください。施工液をガラス全体に吹きかける時にはガラスを閉めた状態で行い、スキージーを使って施工液を拭き取るように清掃してください。
ガラスの周辺となるゴムの中も清掃します。これはヘラを使って清掃しますが、ここまでの作業を3回位は繰り返します。なぜならカーフィルムを綺麗に貼るコツはガラスの清掃をいかに丁寧に行うかにかかっていると言っても過言ではないからです。
サイドガラスの場合は、ガラスを10センチほど下げておくのがコツです。ガラス上部に施工液を吹きかけてガラスの上部を清掃し、その後ヘラを使ってサイドゴムの中を清掃すれば完了です。(ハードトップ車はこの作業をする必要はありません)
リアガラスの場合は、熱線デフォッガーの中心あたりでぴったりとフィルムを合わせてください。うまく合わない時はあわてず、フィルムを上下だけではなく左右にも動かして合わせてください。ぴったり位置が合ったらフィルムが動かないように手で押さえながら、スキージーで施工液を抜いていきます。
2枚目のフィルムを貼る前にはその部分をスキージーで更に清掃します。2枚目は、1枚目と同じ要領となりますが、1枚目に重ねるように仮貼りしてから施工液を抜きます。フィルムの重ね目はそれほど意識しなくても案外簡単に合います。こうして作業を進めれば、自分でやってもかなりキレイに仕上がるはずです。